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コアラのタンゴ♪

コアラの国、オーストラリアでの生活日記

キングパロットを捕食するパイソン 2

パイソンは大口を開けて、キングパロットの頭から呑んでいきました。
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呑まれている間、長い事メスのキングパロットがそばで見ていて、鳴いたり飛びまわったりしていて、とても可哀想に思いました。
これでいいのか?
捕まったオスを助けるべきだったのか?
と思ったりもしたけど、助けると言ってもどう助けるのか?ヘビはがっちり巻き付いて放さないだろうし、でももし放しても、もう鳥の骨が折れていたり羽根が折れたりして、どっちみち助からないかもしれない。
その場合は、パイソンは餌を逃がしてしまうし鳥も死んでしまうし、誰も得をしません。

でも私はパイソンよりキングパロットの方が好きなのだ!
キングパロットは友達的な鳥だし、悲しかった。
バルコニーにバードフィーダーを設置したから私が悪かったのかも、と思ったけど、設置する前からバルコニーによく来てたし、いつも雨どいの水を飲みに、色んな鳥がこの屋根の所に来るので、一概に私が悪いわけではない。



でも、キングパロットのような知能の高い鳥は、親しい者が死んでしまったらしばらく嘆き悲しむんだそうです。
今日も、このメスのキングパロットは近くの木に停まって、ピーピー鳴きながらオスを探している様子でした。

これは辛い。

頭では、「自然に手を出してはいけない」と思っていても、心は「ほんとうにこれでよかったのか?」と罪悪感を感じます。
だって友達がヘビに呑まれてたらヘビを殺して助けるだろうし。
私はパイソンよりキングパロットの方が友達という感じなので、助けるべきだったのかも、などと考えてしまうのです。

そんな事を言いながらもこうして一部始終を写真に撮ってインターネットに載せて、ツイッターでも大好評の模様なのですが、こんなキングパロット夫妻の悲劇を全世界に晒して喜んでいる自分がなんだか気持ち悪くなったりもする。

なんだこの気持ち。
頭と心は反応が違うんだな。
こういう気持ちも、じっくり大切に噛みしめたいと思います。


キングパロットのつがいって、パートナーが死んでしまったらどうするんだろう?
しばらくは悲しむだろうけど、新しいパートナーと出会って幸せになって欲しいなんて人間的な事を考えてしまいます。
余計なお世話なのかもしれない。

キングパロットは、よく団体さんで行動してたりもするので、ひとりぼっちではないはずだ。
今日は別のキングパロットカップルも見かけました。




こういうアッテンボロー的な場面、生き物大好きな人は見れてすごく嬉しいだろうし、私も見て貰いたいと思います。
こんな山奥に住んでるからこそ見れる、野生的な場面。
自分としても記録として残してもおきたいので、私は見たままを載せていきたいと思います。



つづく





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プロフィール

愛美

Author:愛美
オーストラリア、クイーンズランド州、とある小さな田舎町の、携帯電話の通じない山奥に住んでいます。ワイルドな夫(リー)、犬のウィルフレッド、そしてニワトリ達と暮らしています。色んな動物や虫も出てきます。

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