コアラのタンゴ♪

コアラの国、オーストラリアでの生活日記

Valerie and Her Week of Wonders

変な映画を観ました。
タイトルは「Valerie and Her Week of Wonders」。
1969年のチェコの映画だそうです。
日本のタイトルは「闇のバイブル/聖少女の詩」。
解説

チェコ・シュルレアリスムグループの創始者である詩人ビーチェスラフ・ネズバルの小説「少女バレリエと不思議な一週間」を、チェコ・ヌーベルバーグの映画作家ヤロミール・イレッシュが映画化し、ゴシックロリータ映画の最高峰として現在に至るまでカルト的人気を集め続ける1969年製作の異色ファンタジー。厳格な祖母と2人きりで暮らす美少女バレリエ。ある日、村にやって来た旅一座の中に不気味な怪物を見た彼女は、奇妙な悪夢に悩まされるように。それ以来、バレリエの周囲で不思議な出来事が次々と起こりはじめる。


すごく私好みっぽい映画なのでワクワクしながら観たのですが、なんだかよくわからない、変な映画でしたよ。
意味が全然解らないけど、映像は可愛くて綺麗で、好き。
ヒラヒラの白いドレスを着た可愛い女の子が出てくるのでよろしい。

主人公のバレリエ、昔の加賀まりこさんみたいだと思いました。
どことなくアジア人っぽい所もある顔だな。可愛いよ。
でも髪の毛がどう見てもカツラ。


以下、私が私なりに理解できた点(多分間違ってる)や、思う事です。

イヤリングと真珠は重要なアイテム。
死に神みたいな男はバレリエのお父さんでイタチ。
おばあちゃんと、従姉と、お母さんは同一人物。
お兄ちゃんのイーグルは何か気色悪い。
神父様も大変気色悪い。
バレリエの仕草が全部色っぽいので積極的に真似していきたい。
セリフや動きが全部大袈裟で芝居じみている。でもそれも好き。

う~~ん、他に何かあったかな?
バンパイア的なのとか、謎の花売り娘さんなんかも出てきますよ。あ、売ってないか、ただ花を渡すだけの娘さん。

なんだかほんとに謎の映画ですが、「もういっかい観よう!!」と思わずにはいられない、変な魅力のある映画だと思います。
この映画、YouTubeで全部観れるよ。英語の字幕です。





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プリティ・ベビー

hontoでプリティ・ベビーのDVDを買いました。
昔ビデオに録画したのを何度も観る程好きだったのですが、また観たくなったのです。

イーベイで見たらすごい高い!$80くらいしてた。
$40くらいのもあったけど。
海外から買ったらもうちょっと安いのもあったけど。

hontoで売ってないかな~?と検索してみたら売ってた。
しかも1500円!安い!
でも送料が2000円だったので、結局高かった。しかし$80とかよりは安い。


170926.jpg
昔のブルック・シールズが恐ろしく美少女です。

娼婦の館で育った少女娼婦の映画。
リーに「この映画知ってる?」と見せると、「!?それ、今の時代ではチャイルド・ポルノで規制されてるんじゃなかった!?」と言うではないか。
え~、でもイーベイでも普通に売ってたけどなぁ。
もしかしたら持ってたらヤバイやつなのか?
でも普通に売ってたもん。

私、少女映画が大好きだし、美少女の画像保存してたりするから、それでもし家宅捜査されてリーがロリコン容疑かけられたら可哀想だな(笑)

まあ、このDVDも日本版だし、私の物ってすぐ分かるよね~。


とにかく、もう3回くらい観ました。
いいね~。
バイオレット(ブルック・シールズ)は少女のくせに、なんだその色気は!?というくらい色っぽい。
私も少女時代にこの映画を観たのですが、「こ、こんなの子供じゃねえ!」と思いました。

ところで、私はいつか女の子を産んだら、名前はバイオレットとかブロッサムにしようと考えていました。
どんなキラキラネームでも、ハーフなら許されるわ!と思って。
だから思い切りドラマチックな名前にしたいと思っていました。
まあ多分産まないけど。


リーも一緒にこの映画を観たんだけど、リーは好きじゃないみたい。
退屈だって、面白くなかったって。
リーはもっとエンタテイメント性のある映画がすきなんだよな。捻りがあったり、深~い映画だったりするやつ。

私は逆で、特に何も起こらないような、単純なストーリーで、映像が美しくて何度でも観たくなる映画が好きなんだ!

バイオレットも、美人だけど、それは花が綺麗っていうのと同じような感じで、別にこう、グッとくるものはなかったと。
リー、性格の悪い女の人大嫌いだから、バイオレットもめちゃ性格悪いからああいうの我慢ならんのだろうな。
なんかね、どれだけ美人でも可愛くても、調子に乗ったようなやつは大嫌いなんだって。美人を鼻にかけた態度とかがダメなんだって。
不細工でも心根の優しい女が好きなんだよリーは。
あー、だから私を選んだのかー…ってじゃかましい!!



それよりも何よりも、私が何に感動したかって言うと、今の私は英語が理解できるようになってるから、昔よりも深く物語を理解できたって事ですよ!
字幕って本当に簡単な文に変えられてるからね。喋ってる元の英語を理解出来る事によって、より深い、リアルな表現を感じる事が出来るのだ!!
昔あれだけ何度も観た映画なのに、英語で観るとまた全然違うのです。
と言っても英語の字幕がないとよく聞き取れないんだけどね。


いや~、これは本当に、英語ができるようになってよかった!!と心から思いました。

あと、リーと一緒に観たから、よく分からない点はリーに訊くと教えてくれるので、それも何だか感慨深かった。
少女の頃によく観てた映画を、今の夫と一緒に、英語を理解しながら観ているなんて・・・。
しかしリー、娼館についてよく知ってて、「なんでそんな事知っとんねん!」という感じだけどね。
やっぱり大人は違うぜ・・・(?)


それから、ネタバレなんだけど、最後は新しいお父さんと新しい堅気の暮らしを始める事になります。
その最後のシーン、駅でお父さんが家族の写真を撮ろうとしてて、すーーーっとバイオレットにズームインしていくんですよ。
私はバイオレットは、これから普通の子供のように学校とか行って堅気になってゆくのか~と思ってたんだけど、リーが言うには、そんなわけないじゃないか!だと。
お父さんがバイオレットにズームインして、お母さんとウィル坊やは蚊帳の外みたいになってるシーンが物語っている通りだよ!
お父さんはバイオレットに惹かれていき、バイオレットもそれを分かってて、天性の娼婦の才能でお父さんをいいように利用し始める。
というのです。

うわーー!目からウロコーーー!!!
リー、隠されたメッセージ読むの上手過ぎ!!そんなの全然気付かなかった。

私そういう抽象的な表現がまったく読み取れないからさ、リーと一緒に映画観ると度々唸らされます。そうだったのかーー!って。
言われてみればその通りだー!と。

そうか~、そうだよね、あのお父さんも信用できないよね。
きっとべロックがそうだったように、最初はお母さんに惹かれてたけど、だんだんバイオレットに惹かれていくんだろうね。
そしてバイオレットとお母さんの仲もまた悪くなり、まともな生活は送れないだろうね。

あと、バイオレットと結婚までしたべロックも、最後にバイオレットを連れて行かれて可哀想だけど、同情はできないとリーは言いました。
べロックもただのロリコン野郎だからだって。
コソコソとバイオレットの周りを付きまとって、バイオレットを好きな癖に、バイオレットを競り落とす度胸も財力もない、なんか姑息な感じでバイオレットとくっついただけだって。全然いい人では無いって。

面白いね~、リーの視点!
私と感じ方が全然違う。

バイオレットの事も、都合のいい時だけ子供ぶる、でも全然子供じゃない、中身は最悪な大人の女だってさ。
辛辣~!


なんだか、もっと私が昔に観てた映画をリーと一緒に観たいと思いました。
違った角度から観れて面白い。




at Home

今日は「at Home」という日本の映画を観ました。
竹野内豊と松雪泰子が出ていました。

よく出来過ぎたストーリーだなと思ったけど、虐待されてた子供達や暴力受けてた妻など、行き場を失った悲しい人間たちが集まって、赤の他人同士なのに、温かい家族を作るというお話はとてもいいなと思いました。

竹野内豊は歳を取ってかっこよくなったなぁ。
男の人は歳を取るにつれかっこよくなっていくからいいなぁ。

松雪さんも綺麗だった。

千原せいじが突然出て来たので、それだけでなぜか笑えました。
暴力夫の役だったけど。
暴力シーンは生々しくなくて、わざとらしい感じで、あんまり痛々しく感じなかったので、そこもいいなと思いました。
あんまりリアルな感じだと心がどんよりしちゃうからね。


おわり。



田園に死す

本日は、「田園に死す」という古い日本映画を観ました。
タイトルはどこかで聞いた事があるような気がするなぁと思いながら、何の予備知識も無しに観ました。

「こっ・・・・・これはっ・・・・!?」
という映画でした。

寺山修司の映画だったのですね。
確か、美輪さんの本にちょっとだけ載ってたような気がする。

良いよ!良い良い。
これがシュールレアリスムか!
みたいな感じ。(合ってる?)

奇妙で不気味でエロティックで美しい、変な夢みたいな映画。
色んな文化人たちに影響を与えまくってきたんだろうな。
オーケンの歌にも、サーカスの「空気女」って出て来たけど、これが空気女だったのか!!と思いました。

もっとこんな風な映画観たい!
変な世界を観たいよ!
と思います。

田園に死す、YouTubeで全部観れる!
観た事のない人は是非観なはれ。



とりあえず、なんかすごいもの見ちゃった~という感じで消化しきれず感想らしい感想が書けずにいます。


おわり



猫の恩返し

前にテレビでやってたジブリ映画「猫の恩返し」を録画したのがあるので、最近それをよく観ます。
やっぱり面白いね、猫の恩返し。大好き。
絵は可愛くないんだけどね。
でも、ストーリーとかキャラクターとか雰囲気とか、エンディングの歌とか、全部が好き。

みんなのシネマレビューを見てたら、悪い評価がいっぱい
・危機感・緊張感がない
・主人公は何も成長しない
・ドラマも感動もない
・盛り上がりに欠ける
・ストーリーもいいかげん、行き当たりばったりのストーリー
・うすっぺらい
・深みがない

などなど


うん、それね、全部この映画のいい所だからっ!!!
それ長所だよ!!
そこがいいのっ!


本当に、いい加減な感じで、行き当たりばったりのストーリー。
白猫のユキちゃんは、一体どうやってハルちゃんに声を伝えたのか!?
突然ハルちゃんの耳に「猫の事務所よ!猫の事務所を探して!」というユキちゃんの声が聞こえてくるのよね。
どうやって!?

でも、そんな事はどうでもよい。
面白いんだ。
その、複雑に練られてない、「こうしたら面白いからこうしようっと!」という感じで作られた適当なストーリーがいいんですよ。

あとね、危機感や緊張感ね、ほんとにありません。
そこがいいんだってば!
ほのぼの~っとしてるの。それが可愛らしい。

シリアスな戦いシーンかと思いきや一瞬で勝負がついちゃったり、ピンチかと思ったらありえない都合の良いハプニングが起こって助かる、とか、そんなのばっかり。

その緩さがいいんだよ。
緊張する映画は疲れるからいやだ。

しかも、ファンタジーで冒険もので、かっこいいバロンと、武骨なムタ、それからトトさんが助けてくれるという、乙女的ストーリー。
最高ですよ。

冒険ファンタジー大好きだけど、ロード・オブ・ザ・リングとかハリーポッターとかは、なんか観てて疲れそうだからちゃんと観た事ありません。
疲れない、ほのぼのした冒険ファンタジーは最高ね。
魔法陣グルグルも大好きよ。


あとね、この映画のギャグの感じも大好きなんだな。古典的と言うか、緩い感じのギャグ。
安心して笑える感じ。昔のマンガみたいな。

とにかく、観ると幸せな気持ちになれる映画だね。
こんな風に、何事もふわふわ~っと、緩~く、危機感なく、やり過ごすようにしよ~っと!と思います。

私だいたいね、「戦うお姫様」みたいなのは好きじゃないのよね。
守られるお姫様がいい!寝てるだけで助けられるお姫様の方がいいに決まってる。
果報は寝て待て。
ハルちゃんみたいに、ふわふわ~っとしてるだけで、周りが助けてくれるって、最高じゃないか!


あと、もしかしてこの映画の中で一番ドス黒かったのは、白猫のユキちゃんなんじゃなかろうか!?なんて思ったりします。
ユキちゃんと、ルーン王子は恋人同士だったわけでしょ?
しかし、猫王がハルちゃんをルーン王子のお嫁さんにしようと猫の国に連れて来るわけじゃないですか。
それを知ったユキちゃんは、女心としてはやっぱりハルちゃんが猫の国に来たら困るわけですよ。
だからあんなに、ハルちゃんを早く元の世界に帰そうとしていたのではあるまいか!?
ハルちゃんの事を心配してるように見せかけて、ルーン王子と結婚されたら困るので、必死で追い返そうとしていたのではないのか!
ちがいますかユキちゃんっ!?
私はそのユキちゃんの女心を見逃しませんでした。




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プロフィール

愛美

Author:愛美
オーストラリア、クイーンズランド州、とある小さな田舎町の、携帯電話の通じない山奥に住んでいます。ワイルドな夫(リー)、2匹の犬(ブレット&ウィルフレッド)、そしてニワトリ達と暮らしています。色んな動物や虫も出てきます。

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